「発射」島内に一斉放送＝上空通過の石垣島―県庁「被害なく安堵」・沖縄(時事通信社) - エキサイトニュース 　北朝鮮のミサイルは沖縄県・先島諸島の上空を通過した。「ピー、ピー、ピー」。石垣市役所では午前９時５５分ごろ、発射情報を伝える緊急情報ネットワークシステム「エムネット」が高音で鳴り響くと、庁内には緊張が走った ugg ムートンブーツ。職員や庁内で待機した自衛隊員が情報収集に追われた。 　「ミサイルが発射されたもようです」 ugg ブーツ。石垣市の各島には、注意喚起する防災無線を一斉に流した。同市教育委員会によると、小中２５校にはエムネットを配備済みで、市教委の仲地秀将さんは「時間をおいて、学校に連絡したい」と話した。 　那覇市の沖縄県庁では午前１０時前、発射情報が伝えられると、担当の防災危機管理課が騒然となった。同課や県庁に派遣された海上保安庁などの職員は、上空通過を知らせる全国瞬時警報システム（Ｊアラート）やテレビ速報を注視した。 　「北朝鮮のミサイルが南方向に発射されました」「ミサイルは先ほど沖縄県上空を通過したもようです」。Ｊアラートの速報を受け、庁内には緊迫したアナウンスが流れた。 　防災危機管理課にいた県職員の男性は「『まさか』と思った。画面を確認した後、幹部が情報収集などの指示を出していた」と硬い表情を見せた。 　発射から１時間後、県内全４１市町村で、被害の報告がないことを確認。別の男性職員は「ひとまず安堵（あんど）した」と胸をなで下ろした。 　沖縄県の仲井真弘多知事によると、正午すぎに野田佳彦首相から電話があり、「万全の態勢を取っている」と伝えられたという。